自分が最期を迎える時、歴史と趣のある仏壇に入りたいもの。筑後地方では八女・福島地区で仏壇・仏具製造が盛ん。筑後文化村では、今の時代のニーズに合った商品をプロデュースしている。 八女福島地区の仏壇製造の始まりには、次のような話が残されている。江戸時代の中期、一人の指物大工がある荘厳華美な仏閣の夢を見て思い立ち、同業者に協力を求めて、仏壇製造を志したというもの。実際に製造技術が確立されたのは、もう少し後の1850年頃。これが九州での仏壇製造の源となっている。江戸時代末期には仕上師18人、金具師14人、彫刻師7人、仏師7人、木地師10人を数えるほどに発展した。今日においても、八女福島の仏壇製造は、八女市を中心に、筑後市、上陽町、矢部村、瀬高町等と広域で、その伝統が守り続けられている。筑後文化村では、八女福島仏壇の伝統工芸師の肩書きを持つ仏壇職人が作った都市空間生活者用仏壇をプロデュース。アパートやマンションのインテリアにも違和感なく溶け込むのがうれしい。