古き良き日本の家屋では、イ草のカーテンで風を通し、イ草の上でくつろぎ、明日への活力を取り戻してきた。イ草は、古き良き日本の“癒し”アイテム。アナタのお部屋の空間もイ草で気分爽快! イ草には、空気中の水分を吸収したり、放出したりと、常に快適な湿度になるよう、自然に調節する性質がある。また、草木として常に呼吸しており、有害な二酸化炭素やホルムアルデヒドを吸収し、無害なガスに変える性質もある。また、イ草の香りは山の草木と同じように、臭いを嗅ぐだけで、心が落ち着きリラックスできる。要するにイ草は、“自然の空気清浄機”と考えてもらえばよい。良質のイ草の生産には、冬でも水があって、刈り取り後に雨が降らないという条件が不可欠とされる。この条件を満たしているのが筑後川下流にある柳川、大川、筑後、久留米市とその周辺。クリークの多い筑後平野は、その風土がイ草作りに適しているとされ、古くは江戸時代から畳み表、花むしろ(花ござ)の生産が始められた。特に掛川織は色彩が鮮やかで、風合いがなめらかであると評価も高く、福岡県の伝統工芸品に指定されている程なのだ。