家に帰ってきた時、照明が素敵だと、身も心も落ち着く事ができる。古きよき伝統工芸に今風のデザインがアレンジされて、独特の趣を醸し出す筑後文化村の照明器具。「何だか新鮮」と思う品々ばかり。 竹細工、瓦を使った味のある照明が筑後文化村にはある。竹細工は薄竹の緑巻きに竹の柾割りによる加工技術が施されている広川町の伝統工芸。瓦は400年以上前の江戸時代に丹波の国から伝わったとされる伝統ある城島町の城島瓦。前者は伝統的な八女和紙と組み合わせ、竹細工の繊細で美しい技術を生かした照明になった。竹細工を使った「竹フロアー照明」は、灯りをともすと一本一本の細い竹の影が上質の八女手漉き和紙を透かし灯る明りが浮かび上がる。この光は、室内空間に優しいひと時をもたらしてくれる。後者は、城島瓦の技術を駆使してランプシェードを作り、見た目もよい照明となった。「城島瓦の照明室内用」は、土台には大川の木工技術が生かされた。直線的でモダンなデザインが和室にも洋室にも、あらゆる部屋にマッチ。両者とも、明りを付けた時にこぼれる光は幻想的で、まさに“芸術”と呼ぶのにふさわしい。